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画面で出会うってどうなの?最新サブカル婚活事情

COLUMN

2019.3.4

婚活・婚活・婚活の昨今

突然ですが、筆者はアラサー独身です。久々に友人と連絡を取れば「結婚した?w」、恩師に会えば「恋人と結婚しないの?」、実家に帰れば「お見合いとか…」などもう正直うんざりしております。

結婚を否定する気はないのですが、世の中婚活婚活婚活ですよね。まるでどこかのメタルバンドの曲のタイトルですわ。

この世の中、「婚活」とググればパーティー、マッチングアプリ、古き良き結婚相談所、出会える場所、ガンガンなんでも出てきます。こちらの事情や主観によって選択してくれということなのでしょうが、情報がありすぎてよくわからんというのが現実ですよね。

その中でも、「サブカル婚活」という言葉がヒットしました。内容がまったく想像ができないのですが、すこし調べてみようかと思います。

サブカルの婚活とは

グーグル先生はやはりなんでも回答を用意してくれていて、やつらの婚活事情を赤裸々に語ってくださるのですが、どうやらサブカル女子とサブカル男子の相性はそうでもないらしいです。

というのも、サブカル女子はサブカル男子と気が合う(はず)なので、それがいちばん望ましいものの、サブカル男子は結婚願望や生活力がいまいち足りていない人が多いっぽいです。

そこで「みんなのお金ドットコム」というサイトの「サブカル男子の特徴や好きなタイプ・攻略法!付き合うメリデメは?」という記事を参考にします。そもそもメリット・デメリットで恋愛を語るのはいかがなものかと思いますが。

まずは記事に「サブカル男子はこだわりが強いので、彼女にもこだわりがあります。」という一文が。そのこだわりは何なのか?とさらに調べてみると「とにかくサブカル男子は趣味にお金と時間を費やしていて、強いこだわりを持っている人が多い」という文字が出るわ出るわ。

つまり女性陣が考えているお金を持っている、無駄な口出しはしない、時間をちゃんと守る、乱暴をしない、休みの日はちゃんと休む「結婚に向いている相手=ATM」にサブカル男子はふさわしくない訳です。諦めたほうが早いです。

サブカル女子はサブカル女子であることを隠すらしい

サブカル男子が引っ掛けられないなら、狙うはキラキラした高学歴高収入高身長のATM、そうではなくとも公務員とか安定した職業のATMをアプリで手っ取り早く探すことになります。

ただ彼らは清楚がすきなわけで。サブカル女子に引いてしまうんすよ。ガッキーや石原さとみ、深キョンみたいな女を演じるしかない(できるかどうかは別として)。

サブカル女子になぜ引くのか。まずはどんな生き物なのかを挙げてみましょう。

あるコラムにこう書いてありました。「自分のセンスに絶対の自信を持っているサブカル女子は、主張が強くて物事の好き嫌いがハッキリしています。バンド好きやカメラ好き、小説好きに映画好き、カフェ好き。これらを周りの空気関係なしに、存分にアピールしたりする場合があります。

また、好きな気持ちが強いゆえに、嫌いなもの叩きが激しいのもサブカル女子の特徴です。あまりに独創的に主張すると、不思議ちゃんと取られてしまうことも。周りがついていけなくなったり、うっとおしくなってしまうことが、モテないとされている理由です」。

こうして面倒な女だと思われるのがサブカル女子。なので周りの紹介などまずはないという。

単独でパーティーに行くのは気が引ける、結婚相談所に使う金があれば趣味に使う、つまりサブカル女子が婚活する上で行く先はマッチングアプリ一択となると考えられます。

今や広告などでよく見かけるようになったマッチングアプリ。本当に結婚している人いるのかと思いますが、ある落とし穴があるようです。

結婚式で出会いを隠すらしい

先日テレビ朝日の「マツコ&有吉のかりそめ天国」を観ていました。マツコ・デラックスと有吉弘行が視聴者のお悩みをぶった切っていく番組です。そこでこんな話題が出ていたんですよ。

「知人の結婚式に行ったら、本当はインターネットで出会っていたのに、知人の紹介だと偽っていたのです」。

この「インターネット」がマッチングアプリを指すのかはわからないですが、マッチングアプリも同様に結婚式で隠す内容と言えるのではないでしょうか。

調べてみると、「婚活サイトで知り合った場合…結婚式での馴れ初めの言い方3パターン」「ペアーズで結婚!人に馴れ初めを聞かれたら?馴れ初めを説明する方法12種」「これで完璧!上手いマッチングアプリの馴れ初め報告10の方法」というくそしょうもないまとめ記事がわんさかありました。これで完璧! ってうるせーわ。

いやいやそんなこと考えるくらいなら別のこと考えれば? と言いたい所ではありますが、それだけ当人たちにとっては多大な問題なのでしょう。

記事の内容を見ると、とにかく隠す方法がつらつらと挙げられていました。

中には「マッチングアプリ大学」とかいうサイトまであり、「マッチングアプリで出会ってから1年で結婚した女性にインタビュー」というクソ記事では、「マッチングアプリの出会いの周囲の評価は?」=怪しいよと言われた、「『どうやって出会ったの?』両親の疑問への答え方」=親は不審がっていた、「結婚式での『二人の馴れ初めのかわし方』=とにかく「言わない」という、隠しまくりの内容でした。

隠すくらいの関係ってどうなんでしょ

大抵のことってバレると思うんです。二人で出会いの理由を統一して、なんとなく不自然かもな〜と思いながら言い続けていると、いつかほころびが生じると思うんです。

じゃあ話さなければいいやん、と思うところですが、婚活サイトを仕方なく調べまくってたらこんなことが書いてありましたよ。

「ウソをつくくらいなら、そもそも話さなければいいんじゃないか…。そう思った人もいるかもしれません。

しかし、馴れ初めは誰もが気になることなので、話さなければ『話せないような馴れ初めなのではないか…』と、変な憶測を生む原因になってしまいます。やはり、馴れ初めはどんなに話したくなくても話しておいた方が無難でしょう」

結局話すしかない模様です。

もう、そんな婚活するくらいなら正々堂々ナンパとかでいいじゃないでしょうか。ナンパなら結婚式で「◎◎で運命的な出会いを果たし〜」とか言えるらしいんで

サブカル女子よ、ナンパを待つのみっす。

ずっと関係が続くと良いですね

でもね。マッチングアプリで出会って幸せになれたとしたら、それはそれでいいと思うんです。結婚して永遠の愛を誓って、一緒のお墓に入ろうと笑い合う。夫より早く起き夫より遅く寝る。ご飯をおいしく作りいつでもきれいでいる。

すばらしいことじゃないですか。突然丁寧語となったことに違和感を覚えないでほしいのですが、人の不幸よりも幸福を願いたいわけです。

女性誌「CLASSY.」に掲載されて話題になった、「ネット上で出会ったカップルは離婚率が低い」という記事でも、アメリカでの調査で、調査対象は2005年から2012年の間に結婚した1万9131人。それによると、オフラインで知り合ったカップルの離婚率は7.67%ですが、オンラインで出会ったカップルの離婚率は5.96%と低いそうで。

大正義アメリカの記事が言うんだから間違いない。ネット経由の出会いは、人工知能のおかげで自分すら知らない相性も見抜いてくれるらしいですよ。めっちゃすごい。

相性なんて主観がいちばんだと思いますけどね。マッチングアプリ最強と思いこんで落とし穴にかかって、離婚なんてしないといいですね。

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